【三ツ境】Cucina Sant’ Agata e(クッチーナ サント アガタ エ)- シチリア料理 アガタのランチコースはお腹を減らして挑むべし –

cuisine 相鉄おでかけ見聞録

いつのまにかできた三ツ境できた、憩いのシチリア料理店Cucina Sant’ Agata eさんのランチに行ってきました。

2022年末に通りかかってから見つけて以降訪れる機会を伺うも、年が明けて2023年。「機会を待つのではなく作ってしまえ!」と、友を巻き込み新年会ランチに行ってきました。持つべきものはフットワークの軽い友です。

Cucina Sant’ Agata e (クッチーナ サント アガタ エ)さんとは

三ツ境駅から厚木街道に出て、ふたば交通横の坂道を下った先にあるシチリア料理アガタ(Cucina Sant' Agata e)店舗外観の写真。
三ツ境駅から厚木街道に出て、ふたば交通横の坂道を下った先にあるシチリア料理アガタ(Cucina Sant’ Agata e)店舗外観の写真。

三ツ境駅南口から徒歩5分の住宅街。土地勘がないと少し迷ってしまいそうな路地のマンション1階にアガタさんはあります。武骨なコンクリート打ちっぱなし風外観マンションに、あたたかな風合いの塗り壁・木製扉が目印のお店です。(2022年7月19日オープン)

イタリア在住経験のあるシェフが腕を振るうシチリア郷土料理のお店で、ひとりで訪れるのも、家族でちょっといいランチに舌鼓を打ちたいお店を探している人にぴったり。

店名の由来はご店主が住んだ町の聖女様の名前から。

駅からのアクセスでおすすめは、相鉄線三ツ境駅の改札を出たら前方階段(エレベーターもあり)を降りて厚木街道へ。横断歩道を渡ったら右手に進み、ふたば交通さんタクシー乗り場手前の坂道を下る道順がおすすめです。

Cucina Sant’ Agata e (クッチーナ サント アガタ エ)さんの雰囲気

晴れた日は日の光がよく入りそうな扉を開けると、白と木目が基調の温かみがある店内とちゃきちゃきっとした雰囲気のご店主が迎えてくれます。

「夜は大人向けにゆっくり料理とお酒を楽しめる空間に。
その分ランチは小さい子連れでも気軽に訪れてもらえるようといいと思っています。
ほら、子どもが小さいと外食にいきたくてもファミリーレストランくらいでないと気が休まらないことあるでしょう? 」

シチリア料理アガタ ランチ時間のみ登場のキッズスペース。お店の一角にクッションフロアが敷かれていて、おもちゃの準備がある写真。
シチリア料理アガタ ランチ時間のみ登場のキッズスペース。おもちゃの用意もある。

そう仰るご店主の言葉通り、ランチ時のテーブル席近くには中々の面積でクッションフロアのシートが敷き詰められた一角が!(おもちゃ付き) 写真にもちらっと写っているように子ども用ハイチェアの用意もあるそうです。

その心遣い、ちびっこ連れ層にはとてもとても有難い‥‥! 1歳も過ぎれば大人しくベビーカーの収まるはずがなく、こうしてフリーで過ごさせていただけるスペースがあることは本当に貴重。

2児のお父さんでもあるご経験と心配りが店内に溢れています。

【土日月限定提供】おまかせランチコースは事前予約をしよう。インスタグラムでの連絡がおすすめ

  • ディナー…アラカルトメニュー+お酒を楽しむお店
  • ランチ(土日月曜 限定)… 仕入れにより決定のシェフのおまかせコースのみ(前菜盛り合わせ/パスタ/メイン ※プラスでコーヒー、デザート付きに変更も可能)☆事前予約がおすすめ

アガタさんのランチメニューはおまかせコース-前菜+パスタ+メイン-のみとなり、事前予約がおすすめです。電話番号はweb非公開だそうなので、インスタグラムのダイレクトメッセージでのコンタクトだとスムーズでした。

「かなりボリュームがあるためお腹を減らしてお越しください!」とコメントが来ます(笑)

おまかせランチコース@2023年1月時点

 前菜盛り合わせ

シチリア料理アガタのランチコース:サラダと7種の前菜盛り合わせの写真。
ランチコース1品目:前菜盛り合わせの写真。

左から時計回りに:フレッシュサラダ、紫キャベツのマリネ、鶏レバーのカナッペ、野菜のキッシュ、赤大根のピクルス、カルパッチョ、ロシア風サラダと7種盛り合わせ。

ロシア風サラダとはなんぞや?とお聞きしたら、要するにポテトサラダ。ヨーロッパ現地ではジャガイモを使用したサラダをロシア風と称することが多いそうで、少し調べてみると地理的に新鮮な野菜の取れる時期が限られた彼の地では、ジャガイモやピクルス、ゆで野菜など保存食を活用したサラダレシピがおおいのだとか。なるほどー。

マグロとほうれん草のショートパスタ

シチリア料理アガタ ランチコース2品目:まぐろとほうれん草のショートパスタの写真。
まぐろとほうれん草のショートパスタ。断面がS字のパスタがかわいらしい。

初めて食べたS字のショートパスタ・カザレッチェ(Casarecce)
ソースが良く絡みやすいパスタの種類出そうで、わたしはこれのアラカルトを満足するまで食べてみたくなりました。美味しくて気づけばなくなっていたマグロちゃん…(笑)

シチリア料理アガタ 付け合わせのバゲットの写真。
付け合わせのブレッド

ポークと野菜のグリル

シチリア料理アガタ ランチコース2品目:ポークと野菜のグリル。豚肉、芽キャベツ、パプリカ、カリフラワー、ロマネスコ、えびいも、ブロッコリーの写真
豚肉、芽キャベツ、パプリカ、カリフラワー、ロマネスコ、えびいも、ブロッコリー…他にもいろいろな野菜が乗った一皿です。

ポークグリルは赤身で”肉食べています感”たっぷり。前菜とパスタの後に運ばれてくると「食べきれるかな…」と感じるものの、美味しく食べ勧められる絶妙配分がすごい。
これは「オシャレ食では足りない」とぼやく夫も満足するだろうから、今度はぴのちゃん連れで三人でもお邪魔しようと思います。

この時なのですが、海老芋のビジュアルが”生姜”に似ていまして…。
友と「これは食べれるやつか…?それともご店主からの挑戦状か…?」と逡巡していた思い出。正直者の友人はご店主に

「すみませーん、これ生姜の塊ですか⁉」と元気に聞いていました(笑)

ご店主「流石の僕でも生姜の塊はお出ししません(笑)」と笑って返事してくれるあたりがお優しいな!

オレンジワインに初めて出会う →白ワイン用のブドウを、皮と種ごと絞って作ったワイン

シチリア料理アガタ:オレンジワインの入ったグラスの写真。
オレンジワインの写真

今回アガタさんを訪れて初めて知ったのが、こちらの透き通るアプリコット色のワイン。赤・白・ロゼをよく見るけれど、はてオレンジとは?という物珍しさからオーダーしてみました。

どうしたらこの綺麗な色味が出るのだろうとお聞きしてみると、”白ワインづくり用ぶどうを皮・種ごと果汁を絞って製造”するのだとか。ほー。

つまり、赤ワイン向けぶどうの皮・種ごと製造→赤ワイン。その皮・種なし→ロゼワイン。そして白ワイン向けぶどうの皮・種ごと製造→オレンジワイン(今回試したもの!)。その皮・種なし→白ワインということなんですって。

日本ではまだ流通が少量だけど、これから”来る”ワインなのかもしれません。白な気分だけれど、もう少し料理に負けない重さが欲しい時にぴったり。

Cucina Sant’ Agata e (クッチーナ サント アガタ エ)さんのまとめ

おんな二人でのんびりお喋りしながら気づけば大ボリュームを完食していた我々。

これだけ豊富な食材を使った料理を”たっぷり”いただけるしあわせ。三ツ境にあります。
シチリアとフィレンツェ在住歴のあるシェフにお料理の話を聞いても楽しいアガタさん。今度は娘連れでお邪魔します!

お店情報
店名:シチリア料理アガタ Cutina Sant’ Agata e
住所:横浜市瀬谷区三ツ境100-13 三ツ境ボンドハウス1階
アクセス:相鉄線三ツ境駅から徒歩5分
営業時間:ディナー17:30-22:30 / ランチ12:00-15:00(土日月)*要予約

  

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