結婚してはや6年目。夫と二人暮らしの時に”鯛”の出番なんてものはまずなかったわけで。
あっても、お刺身の盛り合わせに含まれていた時くらいなもんでした。
そんな我が家でも娘が生まれたことで去年から鯛の出番が急増中。
今年の年始は初正月ということもあり、私の母(以降グランマで表記)がぴのに”鯛”を用意してくれました。
そう、”かぶる鯛”を。
「年末年始でぴのちゃんにお年玉つくるから、顔まわりの寸法おしえて~(←この時点で怪しかった)。」とはもともと聞いており、お昼寝アート用に何か作ってくれる気なのかな?くらいに考えていました。
でもまさかの鯛・・・(笑)
お供の鶴アンド松+背景用布シートまでついている至れり尽くせり仕様に笑わせていただきました。母よ、まじ感謝。
思い出の為に詳細を。
布地はちりめん。タイのひれ、目まわり、うろこ、鶴の羽や松の模様は刺繍が施されています。 作りとしては前面(顔出しスペースあり)/背面をそれぞれ作ったうえで縫い合わせたそうで、前面下部についているリボンを結ぶことでゆるく固定できる、というのがグランマ談。
わりと嫌がられることなくぴのに鯛を装着。最近ようやくしっかりと据わった首を動かすと、連動してぶんぶん揺れる尾びれが笑いを誘います。(気を抜くと顔に喰らう尾っぽビンタ)
面白いし、今からでも動画を残しておくべきかしら・・・?
そんなグランマに育てられた私ももちろん小さい頃には数々のかぶりものを嗜んできており、「あんたの似合いっぷりは才能。」とまでいわれて育ちました。ちなみに一番似合っていたのはアライグマだそうで(‘ω’)ノ
今回のことから鑑みるに、私の才能は無事娘にも引き継がれているようで安心しました(笑)
グランマ大先生にはすでに新たなる構想があるようなので、次回作を楽しみにしようと思います。
私もなにか作ろうかなー。
鯛といえば、銀杏が色づくころにぴのの百日祝い(お食い初め)でも登場。
外注すると1人前あたり結構するのねーということで、ぴのちゃんには手作りお食い初めをやりました。
以下、覚書き。
- 手間のかかる黒豆は市販品。
- 鯛(養殖の稚鯛)はスーパーで意外とお手軽価格で手に入れられたので、塩をふってあとはオーブンに任せる!
- なますはスライサーで大根・人参をカットしてから簡単酢でまぜまぜでOK。
- 赤飯は小豆の煮汁と一緒に炊いてなんちゃって赤飯でよし!
- 蛤の吸い物は加熱調理済みパウチの中身を出して、塩+酒で味を調えるだけ。
- 唯一面倒な煮物は前日準備。素材の飾り切りをyoutube学習しておけば、仕上がりも華やかに!
- 歯固め石は”梅干し”で代用。
- 飾りは和柄折り紙や、ご祝儀袋についていた水引きでなんとか雰囲気をそれっぽく。
レシピはOkuizome.jpさんのサイトを参考にさせていただきました。お世話になりました🌸お食い初めのレシピ | お家で作れるお祝いレシピ - お食い初め.jpお食い初めのレシピが知りたい。1度きりのお祝いだから、手間暇かけて。ご自分でお食い初め膳を用意したい方へ、お食い初めのお祝いにふさわしいご自宅レシピをご紹介。お食い初めのことならOkuizome.jp。
そういえば、今回鯛を焼くときに困ったのが「踊り串」。
魚の身を”S字”になるよう串うつことで焼きあがりを美しくする手法だそうですが、痛恨の竹串買い忘れ。
もう何かしらで代用したれ!と考えた私は「タルト型に鯛の身をのせ反らせたまま焼く」をいう暴挙に出ました。テキトーなことをした身で云うのもなんですが、意外といい感じに焼けます(笑)
完成したごちそうは、おめかししたぴのがお食い初めをした後、スタッフで美味しくいただきました(*‘∀‘)
最近はご飯に興味ありそうな表情もしているから、食べることをたのしめるといいなー。
トラブルはありつつも、これでぴのちゃんに立派な歯が生えてきて、食べ物に困らない人生がおくれますようにと夫と一緒に願いをこめることができたので、私たちとしては良いお祝いになったと思っています。
記してきたように”鯛の出番”が急増した我が家。鯛さんの出番はこれからもまだまだ続く…!
次は離乳食作りで会いましょう。
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