ぴのちゃんが大きくなってきたこともあり、保育園のない週末はわりとせっせとお外に出かけているわが家
こういう時にこども向けフリーイベントをインスタなどでぽちぽち探すのは夫よりわたしの得意技
先週はみなとみらいで足漕ぎ自転車ストライダーのキッズレース「エンジョイカップ」が開催されており、同時に無料試乗会イベント「子ども達だけの冒険・ファーストアドベンチャー」があるということで、朝7:30に家を出てみなとみらいまでいってきました。
ストライダーとヘルメットも現地で無料レンタルが出来るので完全手ぶらでGO!
ぴのも「バイクのおまつりいくの」と気合い充分です
(ぴのちゃんはマイ・ストライダーがあるものの車を持っていないわが家は0歳児と2歳+ストライダーを抱えてみなとみらいまで行くのはハードル高し…)
さて会場のハンマーヘッドの第3駐車場(ワールドポーターズのすぐ横辺り)に近づくにつれ、見るからに目的地を同じくする親子連れがちらほら。みなさまマイストライダーとヘルメットを持参していらっしゃる…!凄い…
「手で本体を掴んでみなとみらいまで持って行くのはなぁ〜」と思っていた愚かなわたしよ…。ストライダー通のご家庭は専用のキャリーベルトやバックを利用していました。
尚、わが家はその後ダイソーのスーツケースベルトを代用中。ベルトを緩めてバックルが留まる方の小さい輪と、肩掛け用の大きな輪を作る→小さい方の輪でハンドルとサドル下の支柱下でバックルを留めて長さ調整するといい感じに肩にかけて持ち運べます(о´∀`о)安
さてさて参加手続きをしてぴのちゃんはひとり颯爽と試乗会用コースへ!
…とはいかず、慣れない同年代の子たちとサポートのお兄さん達がいっぱい中で固まり棒立ち
そうだ、ぴのちゃんは初めての場所・人・状況に慣れるまでに時間がかかるタイプだった笑 完全アウェー(パパママはコース外で見守り)だとそりゃ固まるよね
こっちにおいでーなどと声をかけながらも様子を見ていると、本人なりに暫く周りを観察して「どうやらここを道順に進んで行くらしい」と理解したらしく、まずは手押しでコースを一周
凸凹道やトンネルなどのプチ障害物があることを把握した2周目からは自転車に跨ってゆっくりじっくりと楽しんでいました
夫「競争に燃える!というよりはじぶんの世界でじっくり楽しみたい派の子だよねぇ。こういうイベントにくると、ぴのちゃんの新たな発見があるね」
マイペース過ぎて心配ばかりしていたわたしには夫のようにそのまま娘を受け入れている言葉が刺さるわ。
(ぴのはいいパパに恵まれとるよほんと。)
そうだよねー。自転車にしてもスピードを競うことに楽しみを見いだす人もいれば、自転車ひとつで世界中旅することが好きなタイプもいるもの。
親として出来るのは経験する機会をできる限り増やしてあげることで、あとはぴの自身で選択することが、これからの彼女を形作って行くんだろうな。
4周ほどしたところでむふー!と満足気なお顔で戻ってきたので、冒険の証ステッカーを受け取り会場を後にした我々
折角ならばとすぐ近くのハンマーヘッドで焼きたてありあけハーバーを食べながら屋外テラスで海を眺め、その後は赤レンガ倉庫前〜象の鼻パーク〜横浜公園遊具〜とみらとみらいをぶらぶらお散歩
お散歩を共にすると知っているものを只管教えてくれるので語彙の多さに驚かされる…海沿いではカモメを見つけては「いちわ、にーわ、さんば、よんわ、…じゅういちわー!!」と突如奇声をあげるわが子。
うんうん「11ぴきのねことあほうどり」ね!あほうどりとカモメをの違いはなんなのだろう…
▽最近のお気に入りは11ぴきのねこシリーズ。いつもお腹を減らしてちょい悪なことしかしていないとらねこたいしょうをはじめとする11ぴきがぴのは大好き
たくさん歩いて本日の最終目的地「NHK横浜放送局」に到着!
ちょうど横浜トリエンナーレ期間ということで、Eテレ放送の番組「びじゅチューン!」とトリエンナーレとのコラボ企画「なりきり美術館」にいってきました。こちらも入場フリー!
その名の通りキーワードは“なりきり”
アートなんて分からない一家だけれど、神奈川に所縁のある有名作品のなかでなりきって遊ぶのは、ちびっこ連れでも結構楽しいもので
岸田劉生の「麗子微笑」は会場に設置されたタブレットで顔写真をとると、絵画タッチで肖像画に被写体の顔を当てこんでもらえて額縁内のパネルに表示されるというコーナー
ちなみにぴの微笑の仕上がりは…こけしみたいな民族人形感たっぷりで可愛い笑
後でどんな絵なのか調べてみたら、作者の実の娘さんを5〜17歳にかけて描いた絵なのね。裏話みたいなので、お嬢さんが思春期入って「この画風で描かれるのやだ!」って拒否られちゃったエピソードは、名を残した美術界の偉人も普通の人の親なんだな〜とほっこり。(山田吾郎さんのyoutubeより)
好き勝手書いているこのブログも、いつか大きくなったら子ども達に話したりして「やめてよ!」のひとことで一刀両断されるのでしょう笑 大きくなった時にぴの微笑に対しての本人の感想も聞いてみたいもんです
さて、なりきり美術館展でぴのさんが一等気に入っていたのが葛飾北斎の「冨嶽三十六景・神奈川沖浪裏」!
大波ザバーーン!となっている浮世絵のアレです(語彙力)
会場の特大スクリーンに拡大映像化された作品が映し出されていて、絵の中の小舟に乗った人になった気分でジャンプをすると跳べた高さに応じた大きさの波が返ってくるという映像アートでして
「これはぴのちゃんには難しいかな?」
という母の心配をヨソに、どすどすと所定のジャンプスポットへ進む2歳児
駄目なら背後でアラフォーが代理で跳んどくか…
そんな予想を良い意味で裏切り、スクリーンに映し出される3・2・1・ジャンプ!のカウントダウンに合わせてぴのも跳躍‼︎
ちまっ!(だん!←着地音)
そして映し出される「成功!」の2文字。
見くびっていましたよぴのさま。ちまっとジャンプに応じて「小波」のアニメーションが返ってきていました(о´∀`о)
※大ジャンプだと作品みたいな大波がきます🌊🌊
周囲のギャラリーから拍手ももらい、むふふー!と満足気なお顔よ
この表情をみれただけでも、みなとみらいまで来た甲斐はあったものです。
成長したね、ぴのちゃん。
その後「もういっかいー!」とスクリーン前から動かず強制撤去されるあたり、まだまだ乳児よの笑
あまりある体力を使って、これからも運動に遊べるアートにと沢山楽しめるといいね。
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