先日スイスから荷物が届きました
夫の友人のスイス人マダムが、ベー坊の誕生を聴きおよんで贈ってくれたものらしく、「お祝い送ったから!」というメッセージから暫しの後、小包ははるばるヨーロッパから旅して横浜まで辿り着いたのでした
さて、気になる中身はOkaidiというフランス発ブランドの子供服とチョコレートの詰め合わせ。洋服に至ってはベー坊のベビー服と一緒に明らかにぴの向けのダウンコートまで入れてくれていました。ありがたや…。
偶然にもこのOkadiといいブランド、以前にマイフレンド(2児の男の子ママ)が「女の子服を選んでみたい!」とみなとみらいに2人で繰り出した際にプレゼントしてもらったObaibiと同じブランド。
「海外のキッズ服って派手な原色使いがいいよね!」なんて言いながら綺麗な真っ黄色のカーディガンと花柄のズボンをもらったのが、かれこれ2年前。懐かしいなぁ。
ズボンはサイズアウトしてしまったけれど、黄色のカーディガンはいまでもぴのちゃんのお気に入りの1着です。
雪も降ろうかという最近の寒さの中も、ロンTに黄色一枚羽織っただけで出かけようとしているぴのちゃん。流石に寒いからコートも着てほしい
そしてスイスといえばチョコレート大国!
海老名におでかけした際につい寄りたくなる「リンツ(Lindt)」もスイス発祥。
リンドールはよく考えると普通のチョコよりお高いのに、「でも1・2個くらいなら…」と思わせる魔性の子よね
書いていたら食べたくなってきた…
「わざわざアジアの端まで荷物を送ってくれるなんて凄いなぁ」なんて私は思うのだけど、そう思うのは狭い日本の中で生きているせいなのか、それともマダムが1年の半分くらいは世界中を旅して回っていてワールドワイド交流関係の元で生きているからこそ成せる技なのか。←たぶんこれ。
なんで夫の友人であるマダムに詳しいかと言うと、2023年4月にマダムが来日した機会に滞在先の東京でお会いしたことがあるため。
その時はマダムと15歳のお孫さん(男の子)と2人で、進学祝い旅行といて東京に来ることなり(マダムは中学卒業の年になったお孫さん達にそれぞれ行きたい国のリクエストを聞いて、2人旅をすることにしている)
「JAPANなら夫くんいるじゃない!」
「折角なら会いましょうよ!よかったらご家族も一緒に!」
…という経緯があり、折角なのでとぴのちゃん(1歳8ヶ月)と一緒にのこのこ東京は竹橋まで付いて行ったのでした。
こうして集まった即席食事会メンバーは5名。
フランス語圏出身のマダム(英語話せる)!
お孫さんのティーンネイジャーな男の子。孫くん、英語はよく分からないとの自己申告!
怪しい英語を操るぴのまみれ夫婦と、日本語もまだまだな1歳児!
会話がもつかな…と心配していたものの、フレンドリーかつマシンガントークを繰り出すマダムに始終のせられて、何とか怪しい英語を短文で重ねてコミュニケーションをとったのでした。夫はこの日のために少し前から英会話の復習をしていたらしい。裏切り者め…私も誘って笑
1歳児ぴのちゃんには「ぼんじゅー」と言えるように一緒に練習をしておいたので、舌ったらずなご挨拶で掴みはオッケー。幼な子の魅力は世界共通さ。
初めて間近に見る西洋人のお二人にぴのちゃんは照れ照れ。スイスチームもアジア人の赤ちゃんと間近で触れ合ったことはなかったらしく、「顔立ちがやっぱりちがうねぇ」「髪の毛たっぷり!こっち(スイス)でみる赤ちゃんって、ほぼ毛がないもんね。」と興味津々なご様子
その後もお住まいの場所についてや、(スイス西部のフランス国境に近いエリア。レマン湖辺のお家で、「バルコニーから名峰モンブランが綺麗に見えるのよ!」と教えてくれた。見せてもらったお家の写真は大豪邸だったので「シャトー?」と聞いたら「違うわよ笑」と返ってきた)
あちらの教育事情(スイスって公用語がスイスドイツ語・フランス語・イタリア語・ロマンシュ語の4言語あるのだけれど、特に良い仕事につこうと思ったらドイツ語が必須なんだって。孫くんは「フランス語が主なので、英語とドイツ語も勉強しなきゃで大変だよ」と遠い目をしていた。)
それぞれの国での子育て環境なんかについて、片言の英語なりに色々とお話ししたなぁ。
孫くんは英語もちょい苦手ということで、途中途中マダムが英→仏語の通訳をしてくれたり、私が分からないところは夫に日本語訳を頼んだり。(正直2人とも相手が何言ってるか分からないときも多数、がスルースキルも大事。)
そんな中で「今回は旅行先に東京を選んだ理由は?」と聞いたところ、わりと寡黙キャラを貫いていた孫くんの口から「Tokyo Revengers…」と漫画タイトルが飛び出して。
あ、もしかして聖地巡礼⁉︎と一気にわく親近感
もう少し詳しく聞き出してみると、「東京リベンジャーズが大好きでフランス語版は発行されている分全て持っているのだけど、原語の“日本語版”をできる限り揃えてたいと思っていて、やっぱり来るなら舞台の東京かなって」だって
「自分でも事前にコミックが置いてある本屋を調べてから来たんだけど、何巻か売り切れててね。他の本屋の場所もわからないし今回はここまでかな」
なんてしょぼん顔(・ω・` )で語る孫くんをみてたらね、チカラになってあげたいじゃないの。
夫も同じ気持ちだったらしく、その場で夫と手分けして近隣書店・在庫をリサーチ。「時間が許すなら今から一緒に残りを探しに行かない?」と確認したら、孫くん、会心の笑顔。
マダムも嬉しそうなお孫さんをみてノリノリで一緒に浜松町まで電車移動してビジネス街の中の本屋までリベンジャーズ探しへ
行ったのはビル5階にある本屋だったのだけど、「こんな立地の本屋は私達だけだと見つけられなかった!ありがとう!」ととても喜んでもらえたのでした。
最後まで見つからなかった最終巻は、日本でも発売直後でどこも品切れしていたタイミングだったんだよなぁ。あれから一年。まだ探しているなら送ってあげようか…。
そんなこんなで、わたしとぴのは1日顔を合わせただけのご縁なのだけど、こうして気にかけて祝ってもらえるのはやっぱり嬉しい。
「スイスに来る時は必ず教えて!今度は私達がホストをするからね!」とマダム達。
スイスかぁ。
考えたこともなかったけど、行ってみたいな。
コメント