ぴのちゃんが動物図鑑を熱心に眺めながら、「ぱぱ!ぱぱがいる!」という。
ヒトはこの図鑑のっていたかしらん?と思いながら彼女の指さす先を見てみると、そこにはサラブレッド(図鑑としてメインで見せたい対象)とまたがるジョッキー。夫はバイク乗りなため、どうやら娘にも何かにまたがっている=ぱぱ、と認識されていることが判明。
笑いをこらえながら、「ママは?ママはどれ?」と聞いてみましたらね、
回答は「ままはこれ」と指し示しましたよ、、、オオセンザンコウ。
オオセンザンコウって何(笑)そしてママは人でさえなかった
センザンコウは固い鱗の様な外皮で身を覆っている哺乳類。鱗甲目というセンザンコウ科センザンコウ属のみで構成されているユニークな種のようで、敵襲があった際には丸々ことで、その剃刀のように鋭いウロコで身を守るのだとか。何やら、漢方薬の材料として一部生息地では密漁が止まらず、絶滅危惧種として登録…と。なるほど、そういう生き物でしたか。
ママ、殻にこもる性質だもんね涙
わが娘ながらよく見抜いてるな…はやく人間になりたーい
先日二俣川に買い物に行った際、よく使うショップが起用するモデルさんのポスターをみて、「○○ちゃんまま!」と指さしていた事実が余計に追い打ちをかけてくる。せめてわたしも人間になりたーい
本題:下の子の分娩入院について考え始める
さて妊娠も29週
そろそろ次の子の出産入院時の自分や周囲の動きについて、本気で考えておく時期に突入です。
上の子のときはわたし一人タクシーで病院に向かっても、家に残すのはいい大人の夫ひとりだけなので何も考える必要がなく、「一週間適当に過ごしておくれ」としか考えてこなかったですが、今回はそうもいかない
ぴのちゃんのときにはコロナ規制で叶わなかった夫の立会い分娩を希望していることもあり、平日に産気づいた場合の実家からのフォローについて、こうしたいと考えておきたいところです。
そしてぴのちゃんの出産にて自然分娩を体験したわたしは、「自然分娩のおかわりは、もういいかな!」と、前回お世話になった病院に後ろ髪をひかれつつ、今回はしっかり24時間無痛分娩対応(そして自分がいたいと感じた時点から麻酔を開始できる)病院の出産枠を5月時点で仮予約
(都市部における分娩可能病院の予約枠がやたら早く埋まってしまう問題は何とかならないものか…まだ心拍確認もできていない時期に仮予約しないと予約がいっぱいになるのなんて、第一子のときは気づけないぞ)
初産で分娩時間19時間かかったわたしでも、経産婦はお産の進みが早く、のんびり病院に行くともう麻酔が間に合わない→自然分娩コースにご案内!なんてことも十分あり得るとの説明をクリニックで聞き、”計画出産”を本気で視野に入れることにしたのでした。
計画出産は陣痛が起こる前に入院をしておいてバルーン・陣痛促進剤などでお産を促進する分娩スタイル。おおよそ促進開始2日目までには8割方の妊婦さんがお産を終えるそうで、上のお子さんがいる・近くに親族がおらずパートナーも仕事などで急には対応をしづらい妊婦さんが、事前に日程を決めておき周囲にヘルプを出しやすいメリットがあるのだとか。前述の経産婦の無痛分娩を確実に行うためとかね。
もちろんお産に100%はないため、設定した日付より早くに赤ちゃんが外に出ることを決めちゃうパターンももちろんあり得ます。
計画出産日、いつにするか
さてお世話になる予定のクリニックでは、計画出産を設定できる日付は”正産期”に入る妊娠38週以降
元々、
・ぴのちゃんの保育園対応(実母とのスケジュール)
・無痛分娩(麻酔を間に合わせる)
・夫の立会い分娩
以上3点を目的に計画出産を考え中の我々
さーて38週はいつかな?とカレンダーを見て気づきました…ドがつく年末であると。。そーだよね。1月中旬マイナス2週間=年末年始ですよ。
そうなると年末に設定すればぴのちゃんもフォローに回る大人組も揃って休暇=仕事の調整をする必要ナッシングなので、諸々の手配が楽ではある…(クリニックからの追加料金請求くらいはあるかもれないが)
他方、もう少し後の39週=年明け早々に設定するとなると夫の仕事が始まり、出勤先から仕事を抜けて病院直行!なんて展開が無きにしも非ず。実母のほうは正月休みが長いと確認済みなのでその点は安心できる。
個人的には全員が確実に休みに突入する”年末コース”の方に一票なのだけれど、べべちゃんをいられる限り長くお腹で育てた方がいいのだろうか?という悩みも。うむむ。
経産婦の入院日数=出産から2泊3日、欧米か!
あれこれ言いつつも、今回の出産入院日数は短くなんと「問題がなければ産後2泊3日で退院」。
欧米か!
まるでイギリス王室のキャサリン王太子妃の産後スケジュールのようでさえあります。
「え、あれって宮殿に帰っても万全の医療チームが常に寄り添ってくれるからこその2泊3日なのでは?」
なんてわたしは思うのだけれど、実際どうなのでしょうというのが経産婦の先輩に聞いてみたい質問ナンバーワンの今日この頃。ぴのちゃんの時は、私サイド話をすれば産後直後のお手洗い時にトイレ内で意識を失って床に昏倒して助けられたり、まだまだ大量の悪露をどでかナプキンで受け止めてながら寝続けた思い出しかないし、ぴのちゃんはぴのちゃんで毎日なにかしらの検査を受けていたような
そして今回2泊3日で退院したとしても、中一日開けた産後4日目でクリニックに通院しべべちゃんにK2シロップを飲ませる等の追加処置が必須なのです。
うーん、それなら最初から2泊延泊希望を出してしまう?
そして上記の処置と検診を終えてから退院する?
もちろんそれも可能ではあるのですが、母子管理料+延泊代で一日あたり3万円になるとのこと。おう。
1日3万。二倍で6万。
その金額があればべべちゃんの貯金、必要物資の購入、気合の入った産後矯正費用なり大概のことが可能な金額の分、ちょいと怯んでいるわたくし。(庶民なもので…)
結局はその時になって緊急帝王切開とかで長期入院かもしれないし、べべちゃんの体調にも寄りけりだしで、現時点で決めておいてもその通りになるとは限らないところが”みそ”よね。さてどうしたものか。
べべちゃんに元気に出てきて、わたしにも「いけるわ!」みたいな活力が産後に溢れている事を祈るばかりです。
センザンコウも宮殿に帰るくらいの安心感が欲しいよぅ。
コメント