とるぞパパ育休1年間。令和パパの奮闘を記しておく。

ぴの・べー坊の成長

パパも当時は頑張っていたんだなと思い返せるように用の記録

パパの育休 ー取得希望は1年間ー

年明けが予定日の赤子、胎児ネーム”べべちゃん”

べべちゃんを取り巻く産育休環境は、2021年生まれの姉・ぴのちゃんの時とは様変わり

2022年10月からは「パパママ育休プラス」(通常1歳までの育休取得可能期間を、夫婦で取得タイミングを調整することで最大1歳2ヶ月まで延長できる制度)が始まっていたり

出産前後の2回に分けて申請によって各5万円が支給される「出産・子育て応援交付金」も、アフター・ぴの、とわたしは勝手に呼んでいる、後に始まった制度のひとつ。



ぴのちゃんが生まれた翌年度からの制度変更だったため、お祝い金やらパパママ産育休やらの制度概要を理解するところからスタートした今回。

産後と復職時にパパがメインでこども関連に集中してくれる案も捨てがたいものの、「いやいや期最盛期の上の子と生まれてくる0歳児の同時育児に時間を使ってほしい」という希望の方が強く

我が家のパパ育休は従来の制度を使って1年間取るとこになりました(2024年1月〜2025年1月までの予定)

前回の出産の際も3ヶ月の育休を取得していた夫

いまどき男性育休も珍しく無くなってきたと思いきや、事業所や親会社を含めて男性育休を取得した第一号。よ、社史に名を刻んだね。

2021年のわたし:「一年とります!ってかましてきて?」

夫:「そんな勇気は俺にはなかった…。」

そう述べていた彼も、2歳児に振り回されているわたしに新生児が加わったら家庭が崩壊するという危機感があるようで(失敬な!あってるけど!妻への逆信用度よ…)

今回ばかりはなけなしの勇気を振り絞り、「育休一年とります」と会社に宣言したのでした。


会社にしてみたら本音は「ここでもう一年⁉︎」だったことでしょう

面談やら何やらで、

「今からが教えてる仕事で大事な時期だよ」

「休業中いまのポジションは誰かに任せなきゃいけないから、復職時は別部署になる可能性が高いけど、それでも一年いく?」

「奥さんも休業入るんでしょ?生活していけるの?」

…と、果てにはわが家の生活まで心配される始末

夫は「なんか取得しちゃだめなんかね?」と半分やさぐれモード

昭和の企業戦士と令和のパパ像との相反する価値観の狭間におちて、子育てパパも大変だ。


色々な助言を受けつつも、

ぴのまみれ家も最後の子だろうしね

貴重な一年をぴのちゃん、べべちゃんとべったり過ごせる機会も人生の中でそうそうとれないでしょう

そう思い始めれば、出世意欲のないわれら夫婦の決断は早く「一年とります!」と最終回答をしたのでした。

そうだそうだ!人生は1回限りだぞ!

好きな方に転んでいこうではないか!
なんせ我らに出世意欲はないのだから、怖いものはないのだ

そうはいっても、実際生活はできるのか?

育休をとると我が家は生活できないのか?

結論からいうと1年間くらいはローン・税金・諸々の生活費を出すくらいの貯金は準備済み

ここがないご家庭だと確かに厳しいのかも…と思いつつ、そうはいってもお給料が入らなくなる分加入の社会保険から手当が支給されるので、そこまで持ちこたえれば慎ましく生きるのであれば生活はできるはず

産休も育休も、基本的には”該当の期間が終了したのち、総務が各保険組合に申請→数週間の審査後に支給決定”となるプロセスを踏みます

ふふを例に出しますと、

予定日の1月中旬の産前6週+産後8週が過ぎた”3月中旬以降”に出産手当金(産休中の給与補填用お手当ー健康保険組合から支給)を申請

そこから受理→審査と進んでいき、おそらくGW頃に初回振り込みとなる見込み


夫の場合は育児休業ですが、2ヶ月に一度の振り込みの対象期間が過ぎてから審査開始と考えると、おそらく似たような時期に最初の振り込みになる予定

つまり、2024年1月~4月の4か月間(夫の12月分給与が1月振込なので、3ヶ月分ともいえる)を乗り切れれば、100%ではないものの手当が二月に一度振り込まれるようになるので

これを無理と捉えるか否かにかかっています

社会保険料の免除(支払い済みの扱いとなる)も申請によって受けられるので、思ったよりは振り込まれるな…というのが、ぴのちゃんの時に思ったこと

(あの時はそれよりも依頼していた社会労務士事務所がふふ分の申請手続きを忘れていた件の方が問題だったなぁ…

なぜ私よりひと月も遅く生んだ方は手当支給が開始されているのに、わたし分は未着手だったのか(笑) あまりに遅くて問い合わせして良かった…)

ご家庭によって毎月の必要経費は異なるとは思うけれど、3-4か月の間であれば何とか貯金で食べていけそうな感じはしてくるのかな、と思ったり。

これからお金はかかるので、節制は大事!

両親同時育休で、在園生ぴのはどうなる?

で、育休をふたり揃って取得するにあたり気を付けたいのが
お姉ちゃま・ぴのちゃんの保育園関連

育休退園が…!なんてニュースが出回る中、横浜市はありがたいことに数年前に育休退園の制限を撤廃

2024年度版の要項によると、「認定の変更(就労→出産→育児休業)」と「在籍する保育所の園長の意見書」をきちんと提出すれば、下の子の入所まで短時間保育で在園できる方針になっているのでした

(正確には保育理由が“出産”-産前産後休業-中だと、標準時間。”育児休業”だと短時間保育での預け入れが可能)

(書いていて思ったのだけれど、↓の条件が同時発生の場合はやはり育児休業の短時間保育になるのだろうか…

(母親)出産認定 × (父)育児休業

区役所に確認せねば)


ぴのちゃんを泣く泣く0歳クラスに8ヶ月で預け手にした”入園”


失いたくなくて、わたし必死です。

我々の手札からきれるカードとして、

最強なのは2024年度(令和6年)中にぴのちゃんが在籍している園で0歳児クラス入園希望だけでも出しておいて

万が一空きが出た場合に入れてしまう「0歳児クラス空き枠狙いパターン」

兄弟児加点により、競合相手がよほど高ランク者でない限り入所が決まるのです

但し、私は派遣社員として働いての育休取得となるため、入所が決定~入所月末までに次の働き先を決めるべく就職活動が必須

思いがけず決定し、就職活動の猶予も1か月あるかどうかという状況だと、心休まる気がしないな…とこの案には気乗りせず。

次点は2025年度(令和7年)の4月一斉入所に1歳児クラスでの入園申し込み

こちらもぴのちゃんが通う園への申し込みの場合、兄弟加点などのランク条件には変更なし

ただ、「子どもは1歳まではおうちでお世話したい派!」と0歳児入園を見送っていた世帯がどどっと参戦してくるためライバルは多い

わが家は兄弟加点のちからを信じてこの案を第一希望にしつつ、

第二希望には近所にある「駅から離れた」「1歳児預かりからスタートの保育園(0クラスがないため、定員全枠が1歳児クラスにふられており、入れる公算高し)」で行こうかな…と漠然と考えています

すでにご近所のお子さんが楽しく通っているというお話を聞けているのも信用できるしね!

こちらの案で要注意なのは、2025年4月より前ににべべちゃんの1歳誕生日がくるため、育休の延長手続くをすべく「保留通知」を手にしなければいけないこと。

「1歳で復帰予定でしたが、預け先が決まらないため休業を延長しまする!」

そう保育認定をするお役所に説明するべく、誕生日前日までの入所を申請したが落ちました!を証明するお手紙=保留通知の入手が必須なのです。

横浜の場合、うっかりここで受からないために、「育休延長を希望します」にチェックをして入所希望申請をすれば大丈夫

不安な場合は区役所窓口までいって、目の前で記入させてもらおう

パパ育休が楽しみ

わたしはパパが今回本腰いれて休業に入ってくれることを楽しみにしています


というのも、0歳児からフルタイムで預けられていたぴのちゃんをいつもより早くお迎えに行けたり、

突然あらわれる謎のクリーチャー”べべちゃん”ときょうだいとして受け入れていく時期に、

両親のわたし達が心の余裕をもって、彼女の戸惑いや揺らぐであろう気持ちの波なんかを受け止める時間を割いてあげられること

親の自己満足でも、これからのぴのまみれ家を続けていく上では必要なピースのように思っています

家事も育児もしないやつだったら、バケーションなんて取ってないで稼いで来い!って言ってたかもね


そんな夫はもうすぐ短期休暇をとって、子どもが増える前の最後のフリータイム(笑)を謳歌すべく一泊のバイク旅にでかけるのだとか

うむ、君には年明け以降夜間就労込みの長期間連勤(新生児のミルク・おむつ・ねかしつけなど)が待っている

妻の産後イライラもまっている(笑)

羽を存分に伸ばしてくるよろし。

コメント

タイトルとURLをコピーしました